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Orca-Flashforge
- 投稿日:2025.4.8
- 更新日:2025.4.8
【Orca-Flashforge】モデルに焦げのようなものがつく
印刷物に黒い粒や茶色の線が付く場合は以下が考えられます
・過剰な溶け出し
過剰吐出やモデルやサポートに接触した際にノズル周りにフィラメントが付着した状態で加熱が行われ続けた結果、タール状になってモデルに付着する場合や焦げた状態でノズル先端の樹脂と混ざることがあります。
吐出量の調整を本体側とスライサ側で再レベリングと温度校正を行ってください。
スライサーによるキャリブレーションについて
・ノズル内に種類の異なるフィラメントや色の濃いフィラメントが残留している
ABSを印刷した後にPLAを印刷する等種類の異なるフィラメントを使用した際に、内部に残留したフィラメントの熱分解温度が低いとその残留したフィラメントが焦げる場合があります。
また、隠蔽力の低いフィラメント(白や黄色)と隠蔽力の高いフィラメント(黒やメタリック)を使用した場合、
ノズル内に残留したフィラメントが混じる場合があります。
マルチカラー使用時は糸引きが多いの「Multimaterialの設定を調整する」を参考に調整を行ってください。
通常の場合はノズル清掃と新しいフィラメントをノズルにロードする場合は2~3回ロードを行ってから使用をおこなってください。
※新品のノズルを購入した際はテストフィラメントがロードされており、別の色のフィラメントが吐出される場合があります。
※埃や塵等がフィラメントに付着したまま印刷すると焦げる場合があります。
・吸湿している可能性
吸湿によって褪色したフィラメントやフィラメント中の水分による熱伝導率の変化が原因の場合があります。
特に印刷物がグラデーションのように色が変化し、色の濃い部分の積層荒れが発生していれば吸湿の可能性が高いです。
印刷中パチパチ音が鳴っているを参考にフィラメントを加熱乾燥させてください。
