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3Dプリンター
- 公開日:2023.1.24
- 更新日:2023.1.24
3Dプリンターの作品10選!家族でモノづくりを楽しもう
3Dプリンターは2013年に流行語大賞にノミネートされ、2020年には小・中学校、高校のSTEAM教育に採用されるなど、多くの方に愛用されるものとなりました。ちなみに、上の画像も3Dプリンターで作った作品です。
3Dプリンターでモノづくりを楽しむ人は、どのような作品を手がけているのでしょうか?
今回は3Dプリンターでつくった作品を一挙公開します!3Dプリンターの作品を眺めるだけでもワクワクと気持ちが弾むため、ぜひご覧ください。
ページコンテンツ
[はじめに]3Dプリンターでモノづくりをする魅力
近年では、家庭用3Dプリンターを購入する方も増えてきましたが、モノづくりの魅力とは何なのでしょうか?まずは、3Dプリンターでモノづくりをする魅力をご紹介します。
家族でモノづくりを楽しめる
3Dプリンターによるモノづくりは、大人も子供もワクワクできます。家庭用3Dプリンター1台で、おもちゃ、アクセサリー、インテリアなど幅広い作品がつくれます。
子どもはモノづくりに興味津々で「3Dプリンターを機会に家族の会話が増えた」「子供と趣味で楽しめるようになった」と満足されるご家庭も多いです。家族でモノづくりを楽しみたいという方が、家庭用3Dプリンターを購入しています。
アイデアをモノづくりに反映できる
自分のアイデアをモノづくりに簡単に反映できます。3Dプリンターの愛用者の中には、アイデア商品を作って販売する方もいます。デパートなどでは売っていない「こんな商品あったらいいな」というアイデアをモノづくりに反映できることが3Dプリンターの魅力です。
また、2020年からSTEAM教育が開始されて、子供の感性や想像力を養うために家庭用3Dプリンターを購入される方も増えてきました。
好きなモノを気軽に複製できる
3Dプリンターと3Dスキャンを用意すれば、好きなモノを気軽に複製できます。例えば、好きなキャラクターのプラモデルを3Dスキャンしてデータ化すれば、何体ものプラモデルが複製できます。
1体のプラモデルを購入するより安い金額で製造できるでしょう。既製品を複製したものは販売してはいけませんが、自宅で楽しむ分には問題ありません。好きなモノに囲まれた暮らしを楽しみたい人は、家庭用3Dプリンターを持っておくと満足できるでしょう。
3Dプリンターの作品の一覧表
3Dプリンターの作品をカテゴライズすると、以下のようになります。
インテリア | 鉢植え、照明器具、オブジェなど |
アクセサリー | ネックレス、ピアス、イヤリング、キーホルダー、腕時計など |
雑貨 | 食器、マグカップ、ペン立て、スマホケースなど |
趣味用品 | フィギュア、プラモデル、鉄道模型、ルアー、ボールなど |
エンタメ | 変身グッズ、アイデアグッズ、面白グッズなど |
ホルダー | ボトルホルダー、工具ホルダー、スマホホルダーなど |
パーツ | 電化製品のパーツ、工具のパーツ、自転車のパーツなど |
この記事では、FLASHFROGEがつくった作品をご紹介しますが、公式アカウントにはお客様がつくられた作品が掲載されています。とても魅力的な作品があるため、FLASHFROGE公式ツイッターアカウントをご覧になってください。
3Dプリンターの作品10選
FLASHFROGEが自社メーカーの3Dプリンターでつくった作品をご紹介します。
ライトシェード
スライサーソフト「FlashPrint 5」の機能を利用して、「形状」「モード」「厚さ」「高さ」などを決めていくだけで、ライトシェードの3Dデータは簡単に作成できます。ランプが明るくしたい箇所、暗くしたい箇所の厚みまで決められることが大きな魅力です。使用した3Dプリンターの機種は「Adventurer3」です。
ランプシェードの作り方に関しては、以下の動画で詳しく解説しています。
関連動画:『【3Dプリンター】スライサー内で簡単に作れる!ランプシェード作ってみた!/FLASHFORGE APPLE TREE SCANTECH』
オブジェ
玄関やトイレなどにオブジェを飾りたいという方もいるでしょう。また、ハロウィンやクリスマス、お正月の季節のイベントを楽しむためにオブジェを買う方も多いです。このようなオブジェも3Dプリンターで作成できます。
四季やイベントを楽しむオブジェの3Dデータは、オープンデータから取得できます。イベント毎にオブジェを買わずに済み、自分でオブジェを作れば思いも深まるためおすすめです。
腕時計
家庭用プリンターを持っておけば、クリエイターの方は自社製造が楽しめるようになります。上記の腕時計は、プロダクトデザイナーとして活躍されているakemin様が作成された腕時計です。3Dプリンター「Finder3」で作成しました。
カーボン配合のPLAとTPUを使用しており強度もあります。このように、さまざまな素材のアクセサリーを作れることも3Dプリンターの魅力です。
アクセサリーの作り方について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
関連記事:『3Dプリンターを使ったアクセサリーの作り方!指輪やピアス作りに注目!』
キーホルダー
3Dプリンターがあれば、お好みのキーホルダーを作れます。アクリルキーホルダーとは異なり、立体的なキーホルダーを作れることが魅力です。
FLASHFROGEは、機材のアクセサリーにつけるキーホルダーとして、フィラメントキーホルダーを作成してみました。自社で3Dデータを作成したのではなく、ダウンロードサイト「Thingiverse」の3Dデータを利用しました。
マグカップ
子どもたちのSTEAM教育で人気なのが、3Dプリンターによるマグカップづくりです。自分の好きな動物をイメージしたマグカップや、スプーン立てが付いているマグカップなどアイデアを反映させられます。
FLASHFROGEでは、お魚をイメージした木質マグカップを作りました。木質フィラメントを使用する場合は、詰まる可能性があるため押出速度と引き戻し速度を下げましょう。
フィギュア
3Dプリンターで好きなキャラクターのフィギュアを作成することができます。好きなキャラクターのフィギュアは売り切れや価格が高騰する場合があります。このような場合は、3Dプリンターで自作すると満足できるフィギュアが作れますよ。
FLASHFROGEは、大人気のオリンピックマスコットのビンドゥンドゥンをフィギュア化してみました。(※キャラクターを模倣したフィギュアは著作権などもかねて、自宅で楽しむようにしましょう。)
3Dプリンターでフィギュアを作る方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
関連記事:『3Dプリンターのフィギュア制作に必要なデータの作り方は?おすすめ機器も紹介』
ミニカー・模型
3Dプリンターを利用すれば、ミニカーや電車、鉄道模型まで作成できます。
3Dスキャナーを持っている場合は、愛車の3Dデータを取得すれば、自家用車のミニチュアカーが簡単に作成できますよ。FLASHFROGEは、自社プリンターでミニチュアカーを作成して、阪急百貨店で開催されている「鉄道模型フェスティバル」へ展示させて頂きました。とても、細かすぎるジオラマも3Dプリンターならではの美しさです。
3Dプリンターでミニカーや模型の作り方を知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
参考記事:『3Dプリンターで鉄道模型を作る方法!おすすめの機種まで紹介』
ゲーム用品
3Dプリンターであれば、チェスなどのボードゲームを作成できます。ダウンロードサイト「Thingiverse」で、ボードゲームの3Dデータがダウンロードできます。ダウンロードサイトで遊びたいゲームを探すと、色々なオモチャが手に入りますよ。
その場で何をして遊ぶか決めて、道具を作れることも3Dプリンターの魅力です。
標本
博物館や美術館に飾られている本物の標本は、文化財としてデータ化、公開され始めています。公開されている3Dデータを活用して標本のレプリカを作成すれば、触れられる標本が作れます。
FLASHFROGEは3Dプリンター「Creator4S」を使用してティラノサウルスの標本をつくりました。
パレット
木質フィラメントで出力すれば、本物にソックリのパレットを作成できます。写真は3Dプリンターで出力した後、パレットをやすりで削ってブラウンのカラーニスを塗った状態です。使用機種は「Adventure4」となります。
さまざまな種類のフィラメントを利用できるのが3Dプリンターの魅力です。
PLAフィラメントを利用してパレットを作成して、シャンプーやリンスの水捌け台などに利用する方もいます。
3Dプリンターでモノづくりする場合によくある質問
3Dプリンターの作品をご紹介してきましたが、モノづくりする場合によくある質問をご紹介します。
Q.3Dデータは作成しなければいけませんか?
3Dプリンターでモノづくりするためには、3Dデータを用意する必要がありますが自作する必要はありません。以下のような3Dデータが公開されているダウンロードサービスサイトから、3Dデータを入手できます。
【おすすめのダウンロードサービス】
- Thingiverse
- cgtrader
- Cults
- GRABCAD
- TurboSquid
- MyMiniFactory
- Instructables
ダウンロードサービスの特徴について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
関連記事:『3Dプリンターの設計図が無料ダウンロードできる!おすすめサービス7選』
Q.3Dプリンターは誰でも簡単に操作できますか?
3Dプリンターは扱いやすく、小・中学校、高校の授業でも利用され始めています。そのため、誰でも簡単に操作ができる機器と言えるでしょう。
しかし、3Dプリンターが使いこなせるか不安な方は、ショールームに遊びに行ってみたり3Dプリンターのモノづくり体験イベントに参加してみたりすると良いでしょう。
まとめ
今回は3Dプリンターの作品をご紹介しました。家庭用3Dプリンターを持っておけば、「インテリア」「アクセサリー」「雑貨」「趣味用品」「ホルダー」「パーツ」などが作れます。ぜひ、この記事を読んで、3Dプリンターのモノづくりを始めてみたいという方は、FLASHFROGEの3Dプリンターを検討してみてください。