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3Dプリンター
- 投稿日:2024.7.30
- 更新日:2024.10.22
【Adventurer5M】エラーコード一覧
※エラーはエラーコードが表示されず文面だけの場合がございます。
※エラー文章につきましてはデフォルトの英語からの和訳となります。
ページコンテンツ
- E0001「The printer move out of range.Please go home again!」プリンターが範囲外に移動しました。ホーム位置に戻ってください。
- E0002「Lost communication with MCU eboard」MCU基板との通信が失われました。
- E0003「TMC reports error:GSTAT」TMC(ステッピングモータドライバ)がエラーを報告しています(GSTATエラー)。
- E0004「Unable to read tmc」TMC(ステッピングモータドライバ)からのデータを読み取れません。
- E0005「mcu eboard: Unable to connect」MCU基板に接続できません。
- E0006「Nozzle temperature error.」ノズル温度が異常な値です。
- E0007「Extruder not heating at expected.Please check extruder.」エクストルーダー(ノズル)が加熱されません(ヘッド静止中)
- E0008「Extruder not heating at expected.Please check extruder.」エクストルーダー(ノズル)が加熱されません(ヘッド移動中)
- E0009「Platform not heating at expected.Please check platform.」プラットフォームが加熱されません。プラットフォームを確認してください。
- E0010「chamber not heating at expected.Please check chamber.」チャンバー内が加熱されません。チャンバーを確認してください。
- E0011「Host error, please restart !」ホスト(制御ソフトウェア)のエラーです。再起動してください。
- E0012「Z-Axis go home error.」Z軸ホームエラーが発生しました。
- E0013「Y-Axis go home error.」Y軸ホームエラーが発生しました。
- E0014「X-Axis go home error.」X軸ホームエラーが発生しました。
- E0015「Extruder temperature error !」エクストルーダーの温度異常(加熱はされている)
- E0016「Platform temperature error !」プラットフォームの温度異常(加熱はされている)
- E0017「Move queue overflow」移動キューがオーバーフローしました。
- 没有检测到MCU(MCU not found/MCUが検出されませんでした)
E0001「The printer move out of range.Please go home again!」
プリンターが範囲外に移動しました。ホーム位置に戻ってください。
原因:印刷前のレベリングを行い印刷後、再度同様の操作を行った際に原点位置がずれる際に表示されます。
対策:再起動後レベリングを行い、印刷前のレベリングをオンにすることで解決します。
参考:【マニュアル25ページ 5.補助機能の概要 レベリングとキャリブレーション】
E0002「Lost communication with MCU eboard」
MCU基板との通信が失われました。
原因:動作中にヘッド基板との接続が失われると表示されます。
対策:ヘッド基板とケーブルチェーンを繋ぐコネクタ部分の抜き差しで改善する可能性があります
参考:【ヘッドセット交換手順 1-3「ヘッド基板と上面カバーを繋ぐコネクタを外します。」】
E0003「TMC reports error:GSTAT」
TMC(ステッピングモータドライバ)がエラーを報告しています(GSTATエラー)。
原因:ステッピングモータードライバへの異常電圧や駆動異常で表示されます。
対策:オーバーヒートを起こしていないかヘッド周辺の温度を確認してください。
ファームウェアの更新かヘッド基板の交換で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】
E0004「Unable to read tmc」
TMC(ステッピングモータドライバ)からのデータを読み取れません。
原因:起動時の初期化後、ヘッド基板に接続された状態でモータードライバからの応答が無いと表示されます。
また、アップデート時にtmc.pyがあるバージョンでtmc.pyがファイルに無い場合にも発生します。
ヘッド基板と本体側モータードライバボードとのバージョン違いでも発生します。
基板交換時は必ずUSBメモリでのファームウェアアップデートを行ってください。
対策:ファームウェアの更新かヘッド基板の交換で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】
E0005「mcu eboard: Unable to connect」
MCU基板に接続できません。
原因:起動時の初期化後、ヘッド基板に接続された状態でMCUへ信号が送れなくなると表示されます。
ヘッド基板のLEDがオレンジ色に点灯していればヘッド基板の不良の可能性がございます。
対策:オーバーヒートやハンダ不良の可能性があります。ヘッド基板の交換で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】
E0006「Nozzle temperature error.」
ノズル温度が異常な値です。
原因:ノズル温度が正常に計測できていない状態で表示されます。(1024℃や-1024℃や5000℃と表示されます)
対策:正しくノズルが刺さっているか確認してください。再度差し込むと改善する可能性があります。
解決しない場合はノズル端子をエアダスターでクリーニングしてください。
参考:【ノズルが抜けてしまう】【ノズル清掃方法】【ノズル温度が氷点下になる】
E0007「Extruder not heating at expected.Please check extruder.」
エクストルーダー(ノズル)が加熱されません(ヘッド静止中)
原因:ノズルへの配線又はノズルが正しく刺さっていない場合に表示されます。
ノズルの差し込み確認とヘッド基板のコネクタの再度接続を行ってください。
E0008かこちらが表示されます。※静止中でもE0008が表示される可能性があります。
対策:詳細は【こちら】をご参考ください
参考:【ノズルが抜けてしまう】【ノズル清掃方法】
E0008「Extruder not heating at expected.Please check extruder.」
エクストルーダー(ノズル)が加熱されません(ヘッド移動中)
E0007と同様のエラーとなります。E0008をご参考ください。
E0009「Platform not heating at expected.Please check platform.」
プラットフォームが加熱されません。プラットフォームを確認してください。
原因:プラットフォームが加熱されない場合に表示されます。
対策:プラットフォームとコネクタの接続状況の確認を行ってください。
モデル冷却用のファンが効きすぎてプラットフォーム温度が下がり過ぎている可能性があります。
Flash Print 5の設定より、[冷却]→[冷却ファンの速度]を0%に変更する事で解決する可能性があります。
参考:【プラットフォームの温度が上がらない】
E0010「chamber not heating at expected.Please check chamber.」
チャンバー内が加熱されません。チャンバーを確認してください。
原因:チャンバー機能はないのでエラーコードのみ存在しています。
対策:プラットフォームが冷えすぎると発生する可能性があります。
E0011「Host error, please restart !」
ホスト(制御ソフトウェア)のエラーです。再起動してください。
原因:AD5MP使用する際にflashprintと他社スライサーを混合して使ったりするとファームで
エラーコードE0011が表示されます。
対策:純正スライサーとOrcaスライサー等の他社スライサーを混合して使われる場合はプリント前に必ず本体電源を
一度切って再起動してから改めてプリントすると解決します。
参考:【Orca-Flashforge】【FlashPrint5】
E0012「Z-Axis go home error.」
Z軸ホームエラーが発生しました。
原因:Z軸がホームポジションへ移動できない場合のエラーです。
対策:輸送固定ネジを締めたまま使用しているかZ軸センサー付近に異物が挟まっている可能性があります。
また、躯体奥のZ軸の光電センサー交換かファームウェアの更新で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】【Z軸の限界まで移動した際に異音が発生する】【ファームウェアの更新方法】
E0013「Y-Axis go home error.」
Y軸ホームエラーが発生しました。
原因:Y軸がホームポジションへ移動できない場合のエラーです。
対策:磁気センサーが載っているヘッド基板の交換またはファームウェアの更新で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】【Y軸の限界まで移動した際に異音が発生する】【ファームウェアの更新方法】
E0014「X-Axis go home error.」
X軸ホームエラーが発生しました。
原因:X軸がホームポジションへ移動できない場合のエラーです。
対策:磁気センサーが載っているヘッド基板の交換またはファームウェアの更新で改善する可能性があります。
参考:【ヘッド基板交換手順】※Y軸の限界まで移動した際に異音が発生するをご参考ください。【ファームウェアの更新方法】
E0015「Extruder temperature error !」
エクストルーダーの温度異常(加熱はされている)
原因:安全措置として加熱はされるがノズルが設定温度より±10°以上の状態になった場合に表示されます。
対策:ノズルを交換する事で改善する可能性があります。
参考:【ノズルが抜けてしまう】
E0016「Platform temperature error !」
プラットフォームの温度異常(加熱はされている)
原因:安全措置として加熱はされるがプラットフォームが設定温度より±10°以上の状態になった場合に表示されます。
対策:外気温が30~40℃の状態でプラットフォームを40℃付近にすると発生する可能性があります。
プラットフォームが過剰に冷やされていたり配線が外れていないか確認してください。
参考:【プラットフォームの温度が上がらない】
E0017「Move queue overflow」
移動キューがオーバーフローしました。
原因:移動情報処理のオーバーフローを起こすと表示されます。
参考:詳細は【こちら】をご参考ください
没有检测到MCU
(MCU not found/MCUが検出されませんでした)
原因:ヘッド基板に搭載されているMCUユニットが損傷している場合に表示されます。
ノズル詰まりの状態で長期間稼働を行うと発生する可能性があります。
対策:ヘッド基板かメインボードの交換で改善される可能性があります。
参考:【ファームウェアが更新されない】【ヘッド基板交換手順】