- 投稿日:2024.11.7
- 更新日:2024.11.8
【Guider2】ヘッドキャリブレーション時にZ軸の位置が-0.5未満で無効値となる
ヘッドキャリブレーションを実行時にA4用紙二つ折りが擦れる程の高さにも関わらず確認ボタンを押しても
設定値が無効値(-0.5より大きい値)と表示されることがあります。
対象法は以下となります。
・ノズル先端を清掃する
ノズルの先端に樹脂が付着して正しく計測できていない可能性がございます。
ヘッドキャリブレーション時はノズル先端に付着した樹脂を清掃してください。
・正しい値を入力する
移動方向としてプラス(+)側がプラットフォームから離れる(プラットフォームとの距離を増やす)方向で、
マイナス(ー)側がプラットフォームへ近づく(プラットフォームとの距離を減らす)方向です。
プラス側に入力してしまうと離れすぎてしまいます。
・ノズルセットの再組立て
1.ノズルセットが正しく組まれているか確認してください。
ノズルセットが上記画像の状態になるまで締められていないと樹脂漏れを起こすほか、ノズルセットの全長が伸びることでヘッドキャリブレーション時に本来-0.9~-1.4程の所-0.1~0.3程が適正高さとなってしまいます。
テフロンチューブが内部でつぶれてノズルを押し上げていないか、極端に短くなっていないかも確認してください。
2.ラジエーター部分に異物が挟まっていないか、奥まで差し込まれているか確認してください。
ラジエータに配線が噛んでいる、ノズルソックス(オレンジ部分のグラスウールカバーやゴムカバー)が無い、
溶解したフィラメントやフィラメント屑の他焦げたゴムカバー等がノズルカバーに付着した場合もノズルセットの全長が伸びる一因となります。
また、ノズルセットを接続する際は必ずノズルカバーと方向を合わし、画像赤丸のネジをしっかりと締めてください。