-
機種紹介
- 公開日:2018.10.3
- 更新日:2022.10.24
初心者でも気軽に使える3Dプリンター「Adventurer3」のご紹介
昔に比べて様々な種類の3Dプリンターが登場しております。
家庭用のものから業務用のもの、もちろん他にもたくさん種類がございます。
今までそれなりの設備を持った企業でないと3Dプリンターをもっていませんでした。
しかし、家庭用3Dプリンターがでることにより、規模関係なく、様々な企業が使えるようになりました。
企業だけでなく、一般のご家庭内で趣味でも扱える大変便利なものになっております。
その家庭用3Dプリンターの中で、今回はコンパクトで高性能なエントリーモデルAdventurer3の特徴3つをご紹介できればと思います。
ページコンテンツ
Adventurer3の特徴①:コンパクト!
Adventurerシリーズは、FLASHFORGEで2011年製の最初のデスクトップ型3Dプリンターです。
そのシリーズの中でも、さらに本体を小さくコンパクトにまとめたのが、Adventurer3となります。
この本体の大きさは、FLASHFORGEがリリースしてきた3Dプリンターの中で最もコンパクトだったFinderよりも、さらに一回り小さい大きさとなります。
Adventurer3の大きな特徴としては、何と言っても、この小ささですね。
本体サイズは、380mm×340mm×405mm となっております。
家庭用の3Dプリンターでは、本体の大きさがかなり重要になります。
しかも、重量も9kgで非常に軽量。
まさに家庭用の3dプリンターの王様です。
このように、Adventurer3とFinderを並べて比較してみると、一目瞭然ですね。
しかも、コンパクトな本体でも、プリントサイズはFinderを上回ってきます。
プリントサイズは、なんとW150*D150*H150mmを実現。
<<【参考記事】Adventurer4とAdventurer3を徹底比較|どっちがオススメ?
Adventurer3の特徴➁:フィラメントの取り外しが簡単
従来の3Dプリンターは、フィラメントがエクストルーダーに入っていかなかったり、フィラメントを交換する際に、なかなか取り出せなかったりして、手間がかかっていました。
しかし、今回のAdventurer3は、フィラメントが本体の右側に収納されており、フィラメントのロード&アンロードが全自動になっており、取り外しが簡単です。
これで、一気に手間が改善されます。
エクストルーダー内に、フィラメント検出センサーも内臓されており、フィラメント切れもまったく心配ありません。
フィラメントをロードする手順としては、
- 本体の電源をオン
- タッチパネルから[ 樹脂交換 -> 押出 ]を選択
- フィラメントをエクストルーダーに入れる
この3工程しか必要ありません。
この手間のなさと、スピードは、FLASHFORGEの取り扱う製品の中では一番です。
Adventurer3の特徴③:ノズルの加熱速度がアップ
従来のものですと、ノズルは真鍮の素材で作らせているものが多いですが、Adventurer3はステンレスになっております。
ステンレス製ノズルのおかげで熱の伝導が早くなり、加熱速度が倍になりました。
もちろんこの加熱速度も特徴の一つですが、交換も簡単になり、ワンプッシュで交換できるようになっております。
これのおかげで、もしトラブルが起きても、簡単に解消できるようにしております。
Adventurer3のスペック
3Dプリンター Adventurer3(アドベンチャー3)FLASHFORGE JAPAN
- 本体価格:53,900円(税込)
- メーカー:FLASHFORGE
- フィラメント:収納式
- モデル名:Adventurer3(アドベンチャー3)
- 対応フィラメント:ABS,PLA,HIPS,PVA,PP,PET,高耐熱性PLAなど
- 保証:1年
- プリント最大サイズ:150*150*150
- ヘッド数:1
- 冷却装置:ターボファン1つ+庫内温度調整ファン1つ
- プリントタイプ:FFF(熱溶解積層法)
- 対応データー形式:3MF,STL,OBJ,FPP,BMP,PNG,JPG,JPEGなど
- プリント方式:シングルヘッドプリンティング
- 造形精度:0.05mm~0.3mm
- モデルデザイン:デスクトップボックス型
- ヘッド径:0.4mm
- 本体サイズ:388mm*380mm*405mm
- プリント速度:40-100mm/s
- 本体重量:9kg
- ソフトウェア:FlashPrint(日本語)
- 本体素材:プラスチック(Alloy)+合金
- PCシステム環境:Linux, OSX, Windows7/8/10
- 内部照明:LED
- 電源:AC100-240V, 50/60H
- ホットエンド:230度まで
- 消費電力:300W
- エクストルーダー:ワンプッシュ取り外し可能ヘッド
- 本体メモリ:4GB(ファイル保存機能)
- プラットフォーム:曲がるホットプレート(100度まで加熱可能)
- 本体操作方式:USBケーブル、WiFi接続、フラッシュメモリ、イーサネット
- ノズル交換:ワンプッシュ交換
- 付属品:3Dプリンター(本体)、電源ケーブル、USBケーブル、フィラメント1リール
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家庭用3Dプリンターの王様Adventurer3。
性能はもちろんですが、家庭用としてのこだわり(コンパクト、静か、手間がかからない)がたくさん詰まっております。
趣味で3Dプリンタをご利用になる方も、ちょっとしたお仕事で3Dプリンターをご利用になる方も、是非、試していただければと思います。
そんなおすすめの家庭用3dプリンターはこちらの記事で紹介しております。
FLASHFORGEでは、家庭用3Dプリンターから工業用3Dプリンターまで取り揃えています。
さらに、3Dプリンターに興味を持ってもらう人を増やすために、試作はもちろんのことモノづくりの一部始終を Twitterや YouTubeで発信していますので、もしよければこちらもご活用ください。