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導入事例
- 公開日:2021.11.29
- 更新日:2021.12.3
コロナ禍の今、感染症対策用品の効率的な生産に必須の3Dプリンター
コロナの流行以降、FLASHFORGEは感染拡大地域を支援するために、フェイスガード、人工呼吸器、ゴーグル、マスク着用具などの数多くの防疫用品をプリントし、世界的な感染症対策に貢献し続けています。
また、国内外の多くの個人ユーザーや団体がFLASHFORGEの3Dプリンターを使用して医療関係者向けの感染症対策用品を無料で印刷し、感染症対策に積極的に貢献しています。
現在、国内外のコロナの状況は非常に深刻です。
しかし、FLASHFORGEは感染症との戦いに常に前向きに取り組んでいます。
コロナが発生してから、感染症対策用品を生産するために、国内外の多くの企業や機関に3Dプリンターを納入し続けています。
本日は、ポーランドのワルシャワ大学ゲノミクス研究室が開発した感染症対策用品の印刷事例をご紹介します。
ゲノミクス研究室の主な仕事は、毎日、新型コロナウイルスの研究テストを行うことです。
研究者は1日に2,000回もウイルスを検査する必要があると言われています。
実験用の試験管がこれほど大量に必要になると、定期的な保管や配置をどうするかが問題になりました。
慎重に検討した結果、最終的に3Dプリント技術を使って試験管ラックを製作することにしました。
試験管ラックは安価で、プリント後に直接組み立てて使用することができるため、研究室の費用と時間を大幅に削減することができました。
同研究所では、試験管ラックを毎日生産するために、FLASHFORGEの3Dプリンター「Dreamer」「Guider2」を40台購入することにしました。
3Dプリンター「Dreamer」と「Guider2」を使って、1日に15個の試験管ラックを印刷して組み立てることができます。
Dreamerの安定した出力とGuider2の大きなプリントエリアにより、研究室は印刷時間の大幅な短縮と生産性の向上を実現しました。
設計図と3Dモデリング図によると、試験管ラックの完成には13~14個の組み立て部品が必要で、組み立てた後は96本の試験管を一度に置いて保管・安定させることができ、実験室でのテストの効率を大幅に向上させることができます。
現在、3Dプリント技術は、医療などのハイエンド分野で広く利用されています。
まだまだ新しい技術であるにもかかわらず、注目度が高まっている3Dプリンター。
今回のコロナ禍では、国内外の多くの企業やユーザーが3Dプリント技術の恩恵を受けて、感染症対策ツールを効率的に生産し、必要としている地域を支援しました。
一日も早くコロナの流行が終わり、すべての産業が軌道に乗り、人々が元の生活に戻れるように。